10.30.2011


















10.21.2011



 新作「Fiist 4」がいま原宿VACANTに。12月下旬まで置いてあると思う。ZINE'S MATE SHOPとしていろんなイベントにも出品して貰えるみたい。全部で5冊しか納品してないけど・・・     吉祥寺のチャイハネ!で3連になった安物のリングを買い、その中のひとつだけ欲しかったのでペンチでぶった切ってみた。
しっくりきたけど結局安物の金メッキなので鉄くさいしすぐさびたのでそそくさとはずし、後日別の店でいいのを見つけた。





















10.15.2011
















10.12.2011












10.07.2011
















せっかく三鷹に住んでるんだから、大月とか奥多摩とか下り方面もたまには満喫しないとなとか、キャンプとか釣りとか具体的なことを知りたいな思っていた昨今、ふいに奥多摩に行ってみることにした。      鳩ノ巣という場所に前にくそみたいなエキストラの仕事で行ったことがあって、その駅の周辺の様子だけ鮮明におぼえていて、鳩ノ巣という名前も今回行くまで認知していなかったのだけど、そこをめどに行ってみた。青梅から乗り換えるあたりで景色ががらっと変わり、山里の暮らしが見えだす。がらがらの電車のドアの前に立って、川のほうの景色を写真に撮ったりわくわくして落ち着かない。ドアは駅についても自分でボタンを押さない限り開かない。御嶽、川井あたりから車内から見える情報をてがかりに前に使った鳩ノ巣の特定にそわそわしだす。まわりの建物や駅の地形から「たぶんここだったな」というところで降りた。無人の駅がほとんどでいくらでもキセルできるんじゃないか。川の音がするほうへ降りていってみる。すごい岩壁の間を力強くながれる川と、雄大な自然を目にしてすぐに来てよかったと思う。台風のあとで水かさも増しているようで、色はグレーに濁っている。橋のたもとの平地で中高年のグループが5人くらいでその荒れ狂った流れをほのぼのと描いていた。橋の上から写真を撮っていると、ひとりで来たらしいきちんと山に登る格好をした若い女の子がトレイルコースへと進んでいくのが見えた。こっちはグレーのシャツにチノパン、ショルダーバック。自分はトレイルせずに予定通り駅から駅へ国道?を歩いて青梅方面へ戻ってみる予定。橋の来た道を戻るとロッジ風の喫茶店があって、ちょうど脇を通るときに店の人が外に出ていたので、このへんで釣りはできるのかなど聞いてみた。そのお兄さんは丁寧に答えてくれた。   お絵かきグループの横を過ぎるとやけに人目につく場所にテントが張ってあってカップルがコーヒーか何かすすっていた。いいなーテント。でもこんな通路じゃ暗くならないと人目がおたがいきになりそうだけど。その先には崖の上にたつ祠があって、神様に挨拶をしておく。不謹慎ながらそこから眼下の激流を見下ろし、滑って落ちたらしゃれにならない足場でムービーを少し撮っておく。そのあと廃墟になっている旅館の間を通ってひとまずまた駅前にもどる。持っていた赤飯おにぎりを座って食べた後、釣堀・バーベキューと書いてあった看板のさす方へ長い階段を下りていってみた。夫婦でやってるところらしく、すこし見せてもらってすぐ引き返した。釣堀はいまはもうやってないそう。小さなコテージが格安で借りれるみたいで、学生らしい男女の集団がバーベキューの準備をしていた。階段をもどる途中で黒い柴犬がかまってくれないかと柵のあいだから鼻をだしてきたけど、意外に噛みそうな表情だったので触れずに。最近吸い出した煙草をくわえながら、大きなトラックがビュンビュンわきを通っていく国道を古里のほうへ。カラスが熟した実を道の真ん中でついばんでいたり。積み重なった落ち葉がきれいだったり。駅間はそれなりに距離があるな。古里駅を過ぎて川井方面へ。川原でバーベキューしてる人達が見える。はしゃいだメンズ2人が、ビーチボールを川に落としてしまい呆然と石を投げたりしながら見つめていた。   その日はもうそこで切り上げることにした。家を出たのがすでに12時くらいだったし。川井の駅に入るときに、子供連れのキャンパーを見かけた。電車は1時間に2本程度みたい。フライフィッシングの本をベンチに腰かけて読みながら電車を待った。              



ーーー翌週、こんどは初めから川井で降りて、御嶽方面に行って見ることにした。川井で降りて地図を見ると、国際鱒釣り場なるものがあるみたいなので、歩いて向かってみる。途中ほとんど車の通らない道路を整備工事していた。いかにも釣り人のおじさんとすれ違った。木々の間から眼下にみるからに清流が見える。そこへ行くにはこの木々に覆われた道なき斜面をわけいって降りていくしかないようだ。ただ今は、「禁漁」時期らしく、ところどころ看板が立ててあった。しずかな道をひたすら進んで行くと、陶芸を教えてるらしい小屋も道沿いにあった。ぼろいし場所が場所で誰もいなかった。しばらくして鱒釣り場に到着。場といっても川が段々になっていて、放流された鱒を客が釣るところらしい。受付の親切なおばさんにいろいろ聞いたりして、川原を見学させてもらった。おれみたいに竿も持たず、ふらふら歩きながら写真を撮ってるひとなどいない。みな思い思いに川と向き合い魚と知恵比べをしている。上流へ行くほど上級者らしい人が無心に釣りを楽しんでいた。水は清らかに透き通っていて見ているだけで涼しげ。中年のカジュアルな格好をしたおじいさんがたまたま釣れたもようの魚を慣れない手つきで素手で慎重につかんだまま、向かいにいた連れのおじいさんに誇らしげに見せに行っていたのがほほえましかった。2人はいい笑顔をしていた。すこし下流に行くと若い大人の集団が一区画貸切で釣りとバーベキューを楽しんでいた。女が「店長~」などと言っていた。どこかのお店の仲間たちか。いい休日だな。そのさきはむやみに行けないような雰囲気になっていて、川面の上を覆う木々の美しい木漏れ日がまさに奥多摩というにふさわしい景色に見えた。        それからそこを後にし、ふたたび川井駅の方にひとまず戻ることにする。途中工事現場の脇の坂道の入口に「~中学校入口」という看板が立っていて、なんとなく哀愁を感じてすこしその坂を登って行ってみた。案の定中学校はまだまだ先のようだったけど、ぽつりぽつりと建つ民家に田舎の静けさを感じた。ちょうど川井駅前にある新しい感じの大きな橋が眼下に見下ろせる高台へ出た。    川井駅前にもどってから御嶽へ向けて歩き出す。途中民家の間の路地から川に下りていけるところがあって川辺に座って靴を脱ぎしばらくぼーっとしていた。トンボが飛んでいたり、サギ?みたいな鳥がなんどか前を飛んでいっては着水し、またどこからともなく飛んできたりしていた。遠くに見える川原のほうでは、ショベルカーが整備工事をしていた。2,3日前に「さいきんアート活動の方はなにか進展ありましたか?」と久々にメールを送っていたかっこいい写真を撮る知り合いから「遅くなりました、、メール不精なんです。展示をしたいなと思っています」みたいな返事がちょうどそこに座っているときにきた。               そしてまた歩き出し、無事御嶽駅付近に着く。またも大きな橋があって、登山道につながっているようでちょっと下見してみておく。ほんとにぜんぜん知らなかったけどこの辺はハイカーのメッカみたいだ。その橋の近くの大きな木で、女の人が絶叫していて、みるとロープにぶら下がってインストラクターのもと何人かで巨木の上にハンモックをつけて遊ぶスポーツ?みたいなのをしていた。活発だな~。     駅前につくと腹が減っていたので温かいものでも食いたいなと思い、ちょうどいい感じの食堂があったのだけど、そこのカツ丼はやめて7イレブンでカレーヌードルを買ってその場でお湯をいれて駐車場のすみに腰かけて食べた。うまかった。下のほうからバスも出てるらしい。ハイカーが降りてくるのをみかけた。リュックについた熊よけの鈴がちりんちりんなっている人、もてなそうな山ガール3人組とか。さて今日はこれくらいにして帰るかと、御嶽駅ホームで電車を待つことにする。段々自分なりに必要なものをそろえて、川原で焚き木でもしたいもんだ。 予想外に温かくて、シャツを脱ぎ、T-shirtsの下に着ていたランニングを脱いでT-shirts1枚でベンチにのけぞっていた。ドレッドヘアーのアウトドア好きそうな外人の青年が、ここのホームの電車新宿行きますか?と聞いてきたので、行くけどこれは青梅までですよと言ったら、「そこで乗り換えればいいんだよね?」といったので、そうだと教えてあげといた。 電車の時間が近づくにつれてだんだん人がホームに増えてくる。ロッククライミングの足場に敷くマットを背負ったカップルが、ちょうど前に立ったので写真を撮っておいた。ナチュラルでシンプルな生き様だなと思った。
























10.05.2011