11.27.2011









 









































11.25.2011













 天気がよく、たまには着てやらないとなと意味もなくライトグレーのスーツを着てアルバイトに向かった。何年も前に100円ショップで買った黒い鞄には「ウルトラライトハイキング」の本をしのばせて。毎月、定期券を買うたびに、来月のこの日付になるころにはなにかいいことが起こっているかなと思いつづけていた。そういえばこのまえちょうど用があって昔お世話になった知人のお店を訪ねたのだけど、ちょうどランチあとでいったん店を閉めて家に帰ってしまったあとだった。しばしお店の入口に貼られたメニューの、変わらないなつかしい筆跡を眺めていた。














11.19.2011











 



















11.12.2011


朝の5時半から駒込で撮影で出番終了。年に数本映画俳優みたいな仕事が出来たらそれっていいな~とふと思う。ちょうど通勤ラッシュと帰りが重なり、座れたし新宿で降りずに空くまで乗ってるかと品川まで流されてみる。雨の中タバコ屋のおじさんに色々うじうじと質問したり、GEOに寄ったり、久々に染めるかとブリーチを買って帰る。ゴマ鍋の素みたいなので鍋にたくさん放り込んで温かいものを作った。夜はジャームッシュの「DEAD MAN」を見た。デップ。最近ちょうど興味を持っていたインディアンや雄大な自然がまたここでも偶然ストーリーに現れ、やはり自分は一度その辺に行ってみないとなと思う。この気に入ってるアパートをその間どうしよう?ここを離れずに出来ることがあるはずだと思いながらきっとこのままだとのらのらとかわりばえしない生活が続いていくだけだろう。ほんと冬みたいに寒くなったなと布団にもぐりこんでから、マリア様が描かれた瓶に入ったロウソクをともしレコードを聴いて寝た。白壁の薄暗がり。外では雨が降っていてすべてから遮断されたような静けさだった。











11.09.2011











11.06.2011





  
 
 







                  Portrait

  


  
















































































































  



































































































































































































































































































































































































































11.04.2011













  Fiist  4 -      B5, 42ページ, 2011/9/12発行





































































































4作目となる今作は、以前のようにサイドクリップで留める手法をやめ、自分なりの無線綴じに。写真もすべてカラーにした。おもに街で見かけた女性の後姿などをおさめる。文章には2011年夏のわびしい日々がつづられている。次回はまったく環境の違うところに身をおき作りたい